THOUGHT
私たちの想い
“働く人たちの笑顔”を通じて 九州・沖縄の発展に貢献する
株式会社 福利厚生倶楽部九州
代表取締役社長 溝口 猛
はじめに
当社を含めたアソウ・ヒューマニーセンターグループは、雇用の創出が経済の発展と安定につながると確信し、「雇用の拡大、雇用の創造、雇用の移動」を事業目的として、人材派遣・人材紹介・人材教育など人に関するビジネスを続けてまいりました。 そうした中で1999年に九州で働く人たちを笑顔にしよう、働きやすい環境づくりのお手伝いをすることで、雇用を支えていこうと考え設立されたのが、当社でございます。 以来、「従業員満足度の向上」や「離職防止・採用支援ツール」の一つとして、福利厚生制度の充実を図るサービスを展開し現在に至ります。
変わらない地域密着型の姿勢
当初から一貫しているのは、徹底した「地域密着型サービス」です。
かつて福利厚生アウトソーシング会社のサービス展開は東京主導型が一般的でした。そこで当社は、九州の皆様に喜んでご利用いただけるような地域密着型の福利厚生サービスをつくろうとの一心でスタートし、その思いは今も変わりません。
当社では、ご入会いただいた企業・団体の皆様によりよく活用していただけるようサポートをする部門と、会員の方々からいただくお声を基に新しいサービスを開発する部門が両輪となってサービスの向上と市場開拓を進めてまいりました。
そして2017年沖縄県に、2019年熊本県に営業拠点を増やし、九州・沖縄の皆様との接点をより多く、より近くに持つことができました。
これらの結果、「地元で使える福利厚生サービス」「身近な人事・労務の相談役」として多くのご支持をいただいたことで、地域性の高さやフットワークの軽さが当社の強みの一つであると言えます。
福利厚生のあり方とは
昨今、少子高齢化や働き方改革など日本社会の構造的課題が顕在化しております。さらには新型コロナウイルス感染症により人々の生活様式は一変するとともに、あらゆる物事の価値変容が起こっています。
たとえば今、企業価値は有形資産からブランド力や人的資本など無形資産に移行しつつあり、「企業は人なり」の言葉通り「従業員をいかに守り育てていくか」が問われています。
企業の存在価値や経営姿勢があらためて問われるなか、自らの強みを生かしつつ柔軟に変化に対応し進化していかなくてはなりません。
そのような時代の中で、これまで余暇支援として考えられてきた福利厚生制度は、今後ますます人的資本を高める投資的な役割を求められるでしょう。
例えば、人手不足が深刻化し、従業員の心身の健康が企業の離職率や生産性に直結する問題において、具体的な解決策のひとつとして福利厚生制度の充実化が挙げられます。企業側が働きやすい環境を整え、人材を守り育てていくことが経営戦略として求められる折に、福利厚生がその役割を担うことになるのです。
私どもは福利厚生サービスを通じて、新しい働き方に伴う労働環境の充実化や、従業員の皆様とそのご家族の健康と生活をサポートしつづけてまいります。加えて、日々の生活の中で多くの会員様に福利厚生サービスをご活用いただくことが地域社会の活性化にもつながると信じ、人と経済の橋渡し役としてのプレゼンス向上にも努めてまいります。福利厚生サービスを通じて提供できる価値はまだまだあり、時代に合わせて進化させていくことが私どもの命題でもあります。
皆様とのご縁を誇りに
最後に、私どもは顔の見える関係を築き、いただいたご縁に感謝することを何より大切にしております。皆様と築き上げてきた関係を大切に、企業・団体の皆様、会員の皆様、サービス提携先の皆様に喜んでいただける「三方よし」の精神で、福利厚生サービスを通じて九州・沖縄の地域社会の発展に貢献できるよう、心を一つに引き続き精進してまいります。